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コーチングとティーチングに悩める人!必見! 良い言葉ありました! 千利休の「守破離」!

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%88%E7%A0%B4%E9%9B%A2
「守破離」とは、千利休の訓で、「規矩作法 守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」を引用したものだそうです。
・守:支援のもとに作業を遂行できる(半人前)。 ~ 自律的に作業を遂行できる(1人前)。
・破:作業を分析し改善・改良できる(1.5人前)。
・離:新たな知識(技術)を開発できる(創造者)。
と、記載がありました。
読んでいると、コーチングスタイルとティーチングスタイルの使い分けに悩んでいる人にピッタリの言葉ではないか?と思いました!
 

<守>

修行に際して、まずは師匠から教わった型を徹底的に「守る」ところから修業が始まる。
と記載されています。

これを上司の視点で考えると、最初は、例えば、営業というものを構造化(因数分解)し、
セグメントごとに「どうするのか?know how」、また「その理由はなぜか?know why」を部下に徹底的に叩き込む。
この時期はティーチングスタイルが正解で、まずは迷いなく実行させ、「なぞらせる」事が重要だと解釈しました。

 

<破>

師匠の教えに従って修業・鍛錬を積み、その型を身につけた者は、師匠の型はもちろん他流派の型なども含め、
それらと自分とを照らし合わせて研究することにより、自分に合ったより良いと思われる型を模索し試すことで既存の
型を「破る」ことができるようになる。
と記載されています。

上司のやり方が出来るようになった部下には、先輩や同僚などのやり方も見させて、自分なりのアレンジをさせる。
自分なりの型を作らせる為に、上司は質問力を使い、部下に思考のストレッチをさせ、答えを出させる後押しをする事。
すなわちコーチングスタイルが正解だと解釈しました。

 

<離>

さらに鍛錬・修業を重ね、かつて教わった師匠の型と自分自身で見出した型の双方に精通し、
その上に立脚した個人は、自分自身とその技についてよく理解しているため既存の型に囚われることなく、
言わば型から「離れ」て自在となることができる。
このようにして新たな流派が生まれるのである。

上司のやり方と自分のやり方の両方に精通した部下は、もはや教えられる立場でなく、教える立場になったという事。
新たな流派を生み出すという事は、自分が課長であれば、部下を自分と同じ立場の課長に出世させるという事だと解釈しました。

 

最初は、ティーチングスタイルで徹底的に叩き込む!

次に、コーチングスタイルで部下に合ったやり方へとアレンジさせる!

最後に、自分の流派を作らせる!(教える立場に出世させる)

Rmのマネジメントスタイルにしていきたいと思います。